●造膣術


尿道と直腸の間に空洞を作成します。
その後、自己にてシリコン製スティックを長期間留置し(ダイレーション)、空洞を維持することになります。

@陰茎切除術と同時に行う場合は、陰茎の皮膚と陰嚢の皮膚で空洞の内壁を覆います。(いわゆる反転法、有茎皮弁)

A陰茎切除後しばらくしてから行う場合は、人工皮膚、股の付根の皮膚、お尻の皮膚等で空洞の内壁を覆います。(遊離植皮)

フローブでは造膣術を積極的に勧めておりません。
術後の自己管理が大変で、長期的に見れば空洞が狭くなって、膣性交には使えなくなることが多いからです。また、戸籍上の性別変更の為の必要条件ではないからです。
更には、将来的に「直腸膣ろう」等の重篤な合併症が起きる可能性があるからです。もしフローブで行うとしてもAになりますので御了承下さい。

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