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わきが(腋臭症)・多汗症
わきが(腋臭症)多汗症メニュー
はじめに
皮膚切除法
剪除法(皮弁法)
吸引法(掻爬法)
当院の方針
多汗症に対するボトックス注射
フローブクリニック
名古屋市中村区名駅4-1-3
クリスタルMAビル8F
TEL/052-566-3033
吸引法(掻爬法)

脂肪吸引のように、5mm程度の穴から、ストローのような金属の吸引用カニューレをわきの皮下に挿入し、皮膚の裏側を引っ掻き、引っ掻き落とした組職を吸いだす方法です。手技が容易で、傷が小さく、術後の皮膚の回復も早いため全国チェーンの美容外科クリニックでよく行われるようですが、手術効果にはやや疑問のあるところです。軽症の人には向いているかもしれませんが、重症の人には無効です。

当院の方針
ほとんど(1)か(2)で行います。以下にその長所短所を述べます。
(1)皮膚切除法
・長所 術後に強固なガーゼ固定が不要で、テープを貼るだけでよい。
・短所 皮膚が突っ張り、傷が大きく残りやすい
(2)剪除法
ガーゼ固定・長所 あくまで一般論だが(1)に較べれば傷が目立ちにくい。
・短所 術後に強固なガーゼ固定が必要。このガーゼがついている間は脇を挙げられないし、仕事を休むなどして安静が必要。これを守らないと血腫(出血の溜まり)などの合併症が起きやすい。
従って男性には(1)を勧めることが多いです。男性は仕事が休みにくく、また傷を気にしない人が多いからです。若い女性にはどちらも勧めにくいのですが、十分なカウンセリングの上、術式を決めることになります。
多汗症に対するボトックス注射
汗腺は自律神経のうち、交感神経の刺激で発汗します。ドキドキすると手が汗ばむというのと同じ原理です。
ボトックスには交感神経を抑制する作用があるので、これを脇の皮膚に注射すると数ヶ月に限り発汗が抑えられます。しかし所詮一時しのぎであり、また制汗作用にも個人差があり、あまり効果の出ない人もいます。

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